パーマの種類!多すぎてどれが自分に一番合っているの?

こんにちは(^^)

 

皆さんパーマを当てられた経験はありますか?そもそもパーマの種類が多すぎてどれを選べば自分のなりたいスタイルになるか分かりませんよね??担当の美容師さんに相談すると確実ですが前もって知っておきたい人は必見です。

 

 

パーマとは、ものすごく簡単に説明すると、髪の毛の中では側鎖結合(シスチン結合、イオン結合、水素結合)がキューティクルで包まれていて、ここではホースの中に鎖が入っているとイメージしてみて下さい。ロッドで巻いた後1剤(還元)でキューティクル(ホース)をひらいて鎖を切り外します。そして2剤(酸化)をつけて鎖を巻いた状態で再結合させることでパーマを当てています。

 

 

コールドパーマとホットパーマ

大きく分けると『コールドパーマ』と『ホットパーマ』に分けられます。

・コールドパーマ

主に美容室でパーマをあてる時に皆さんが考えられる普通のパーマがコールドパーマです。様々なスタイルに対応していてメンズショートからロングヘアの方まで幅広く対応しています。濡れている時に動きが出るのが特徴です。

 

・ホットパーマ

コールドパーマとは違い熱を入れてパーマをあてていきます!!メンズショートやショートヘアの方には少し向かないパーマです。乾いてからのスタイリングが簡単で慣れていない人にもおすすめです。乾いてる時にパーマ感を出しやすいのも特徴です。

 

パーマの種類

・普通のパーマ(コスメパーマ)

美容室のメインに載っているパーマがこちらのコスメパーマです。濡れている時にパーマが一番でて乾かし具合によってパーマ感を調整できる。カールを崩さないように乾かしたり、あえてカールを崩したり、スタイルによっては少しコツが必要ですがスタイリング剤などによっても雰囲気を変えることができオールマイティにこなしてくれます。

 

・デジタルパーマ

ホットパーマの代表的なデジタルパーマ。ストレートパーマや縮毛矯正と同じ要領でパーマをあてていきます。クリームタイプの薬剤を塗布して流してロッドを巻いていくのですが、このロッドに熱を入れていくのでカールを出したいところにピンポイントであてていけます。乾いている時にカールを出しやすいのでパーマ初心者の方やロングヘア、コテで巻いたような柔らかい雰囲気にしたい方にオススメです。朝起きた時に髪の毛を濡らしたりする手間もなく、ドライヤーでパーマ感を出すことが出来ます。

 

・エアウェーブ

専用の機械を使ってロッドに繋がれたチューブから空気を送り込んで空気の力を使ってパーマを当てていきます。ホットパーマになりますがデジタルパーマと違うところが空気で髪の毛の温度と水分量を調節しながら当てていくのでダメージは少なく当てられます。そのかわり施術に時間がかかったり、パーマがとれやすかったり、強めのカールが欲しい方には不向きです。デジタルパーマでも同じような雰囲気に仕上げることも可能なので取り扱っているサロンは少なくなっています。

 

・水パーマ(ナノパーマ、ナノスチームパーマ)

専用のスチーマーを使って、水をナノサイズの水蒸気に変えてパーマを当てていきます。コスメパーマと同じように薬剤を使いますが、スチーマーの力でキューティクルをひらき、弱い薬剤でも効果的にパーマを当てられるので短時間でダメージを抑えてパーマがあてられます。だがしかし、コスメパーマよりも当たり具合が弱く、取れてしまうのも早いのがデメリットです。初めてパーマに挑戦するという方やダメージを抑えたい方などにはオススメです。

 

・クリープパーマ

クリープパーマは使う薬剤や工程はほとんどコスメパーマと同じイメージです。違いとすると1剤(還元)をつけて2剤(酸化)をつける前に少し乾燥させて反応を穏やかにして髪の毛へのダメージを減らしてくれています。間に乾燥を挟むことでコスメパーマよりも少しだけ持ちはよくなります。

 

・ピンパーマ

適度な毛束をペーパーやコットンで包みロッドではなく、ピンでとめていくパーマです。基本的にはゆるめのパーマ、くせ毛風、無造作ヘアにしたい方にオススメです。だがしかし、ゆるめのパーマになるのでとれるのが少し早いです。メンズショートやベリーショートで少し動きが欲しい方にオススメです。巻き方によってはツイストパーマなど強めのパーマを当てることも可能です。

 

パーマがかかりにくい髪の毛

剛毛、太い髪の毛

キューティクルの層が分厚くなっているので中まで薬剤が浸透しにくい。

 

細い髪の毛、ダメージの少ない健康毛

キューティクルの層が綺麗で薬剤が浸透しにくい。

 

ダメージ毛(ブリーチ毛など)

タンパク質が流れ出てしまっていてパーマがあたる部分がなくなってしまっている。

 

柔らかい髪質

一度はあたるが重力に耐えられずすぐにカールがだれてしまいやすい。

 

白髪

白髪は撥水毛なので薬剤を弾いてしまって当たりが悪くなりやすい。

 

縮毛矯正毛

一度縮毛矯正をしてしまうと、簡単には切れない結合ができてしまう為、かかりにくくなります。

 

まとめ

パーマにはいろいろな種類がありますが、自分のなりたいスタイルによってベストなパーマが変わってきます。この記事を参考になりたいスタイルをイメージしてみて、ロング~ミディアムの方はデジタルパーマがオススメです。スタイリングも簡単で柔らかい雰囲気もだしやすいですよ。メンズショートやショートヘアの方はコスメパーマや水パーマがオススメです。あとは髪質だったり、ダメージ具合などで変わったりするので担当の美容師さんと相談して決めてみてください(^^♪